中止の先に見えるもの。(写真多)

今日は誕生日。本来の予定だったら最高のロックフェスティバルを楽しみ、終わった後の打ち上げで涙を流しながら28歳になった初めての日を満喫しようと思っていたけど、ホテルを出たら何ともいえない雰囲気と横殴りの雨。
告知をしたのが前日だったので中止を知らない人が来てしまう可能性が有る。スタッフは11時前に会場となる夢広場に集まることにしていた。
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続々と集まってくるスタッフ達。そしてそんなスタッフを尻目に、急に雨が止んで晴れ間が指したり、と思ったら突風が吹いたりと私たちをからかう天候。
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東京スタッフの一人が15メートルに及ぶ布に題字と不死鳥を描いてきた。題字は極太の筆で書かれた「大巌流ロックフェスティバル」の14文字。
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不死鳥は緑の大地を雄々しく飛ぶ赤く燃ゆる鳥。雨が一瞬止んだ隙間にステージ上に広げた。本当は大巌流に来る予定だった1100人以上のお客様の上を羽ばたく予定だったこのペイントも、この数分だけで仕舞われた。
中止を決めたのが昨日だったので、このペイントの他にも既に準備されてる物がある。数百枚の発売済みチケット。数百個のハンバーガー。スタッフTシャツに販売用のTシャツ。あくまで取材として来ている私でも悔しいのに、一年前から準備していた彼らは本当に悔しい思いをしているはず。それでもこれからの対応を考えなくてはいけない。
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三色のTシャツはスタッフがそれぞれお金を出し合って買うことになった。私のサイズはないだろうなぁと思っていたら、似たような体格のスタッフがいてしかも今日は来ていないらしい。私も購入させて貰い、折角なので集合写真を撮った。
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そして、ステージ上でそのままミーティング。途中から雨も風も本格的になってきたので隣接施設の会議室に移動して引き続きミーティング。
正直、このままイベントをしていたら勿論形にはなっていただろうけど、うやむやになったまま来年を迎えてしまうのだろうなぁと思う事がちらほら意見として上がってきた。この台風と中止がもたらしたコミュニケーションが来年の大巌流に向けて既に種を作り始めていた。
来年もやる。
そう結論が出たミーティング。あの会議室でより明確に一つのチームとなる為の動きが有ったと思う。
山口は下関で行われるイベントとはいえ、スタッフは東京からも広島からも福岡からも集まっている。この物理的に距離が離れている事から生まれる密なコミュニケーションの欠如は、来年の大巌流に向けて極力減らしていきたいとスタッフは考えていた。そこで、気分を入れ替えてボーリング→温泉→交流夕食会に行くことに。
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ボーリングは1ゲームだけ。なんだかんだいってみんな疲労が見える。そして、このボーリングの最中に山口県は下関8,000世帯に避難勧告が出た。これは温泉に行けないとスタッフが宿泊しているホテル近辺の居酒屋で交流会を開くことに。しかし、ボーリング場から下関に移動する間も目の前を赤いコーンが飛んでいったり、木が折れていたりと東京では感じることの出来ない自然の猛威を体感した。本当に中止にして良かった。このまま無理に開催していたら絶対に怪我人が出ただろうとスタッフは感じたと思う。
交流会は私が1月末にSoulTravelで訪れた時に代表の堤君をはじめとしたスタッフの皆と初めて会ったお店。この時、初めて大巌流ロックフェスティバルの話を聞き、さらには本番が私の誕生日と同じ日だと聞いたので、必ず来るから約束しようとスタッフの一人と約束をした事が有った。
それは、彼が長年付き合っている彼女にステージ上からプロポーズするという約束だった。その後、彼から音源を貰ったのでその感想を送ったり、別件で電話をした時にプロポーズの準備は出来たー?と聞くと、ステージ上だけは勘弁してくれと言いながら、プロポーズをしないとは一言も言わなかった。
そんな彼が、お店の閉店時間を過ぎ、交流会が終わろうとした瞬間立ち上がり、彼女にプロポーズをした。
人のプロポーズの瞬間に立ち会える事なんて、人生でそんな数ある事ではない。勿論Happyな返事があり、交流会は綺麗に幕を閉じた。本当にマサ&姉さんおめでとう!
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そして、本来ならば大巌流にて演奏をするはずだった海外のアーティストが下関入りしており、別のスタッフが必死に当日でも演奏が出来る場所を探しオールナイトで演奏することになっていたのでそこに顔を出して長かった一日が終了。

Diary | 2006-09-17 | パーマリンク | コメント(0)

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すだっち 現在楽器メーカーに勤めながら、日々ダイエットに勤しんでいる須田英之です。詳しくはプロフィールで!

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