生み出す時間と夜明けと音楽。

月曜日。一通りスムーズに仕事が終わり、そろそろ帰ろうかと身支度を整えていると携帯が鳴る。予定していた案が、諸々の理由により施行が不可能になってしまったとの報告だった。帰宅して夕ご飯を食べつつお袋と久しぶりの会話をするも頭の中は仕事の事で一杯に。
考えるべき案件には、ヒントとなる本も事象もウエブサイトもこれといったモノがない。ひたすら情報を吸収して、私の中で反芻しひらめく瞬間が訪れることを待つだけである。今回の件に関しては、生み出そうと思えば何となくのモノならばすぐに作ることが出来てしまう。しかし、それでは意味が無いどころか、そんな事をしてしまったらトータルの世界観が大きく崩れてしまう為に、慎重に慎重を重ねて考えなければいけないのだ。
しかし、それにしても今の私の脳みそは立ち直りつつあるものの、やっぱりまだフル稼働するには本調子じゃない。本を読んだり、サイトを見たり、そういえば保険会社に提出しなくちゃいけないモノが有ることを思い出して散歩がてらポストに行ったり。
集中している時の深夜ほど静かで心地の良い時間は無いのだが、没頭できない深夜はなんとも寂しくなる。こういう時にメッセンジャーは本当に心強いツールだ。大阪に住んでいる友人と小一時間メッセンジャーで話す。眠い中励ましてくれたり、色々一緒に考えてくれたり。結果的にこれを考えるのは私の仕事なのだが、人という字は支え合っている人が形になっているという通り、時間を共有して貰うことで活力になる。
夜明けが近づいたときに、急に新しい音楽が聴きたくなり、iTunes Music Storeで曲を買った。買った曲は二曲。一曲は元々オフコースが歌っていて、今回iTMS限定トラックとして発売されているBANK BANDの「生まれ来る子供たちのために」、そしてもう一曲が昨日急逝した本田美奈子の歌う「アメイジング・グレイス」だ。
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桜井さんのBANK BANDにおける選曲は凄く好きだ。タガタメ以降、多分彼は音楽に関してエンターテイメントとしてではなくメッセージとして捕らえている部分を強く押し出していると思う。勿論アルバムの中にはエンターテイメントとしてつくられた曲も入っているが、全体を通して何か社会に伝えようとしている曲を歌っていると思う。
本田美奈子さんは、今回ニュースで取り上げられる様になって、初めてアイドル出身だったことを知った。ミスサイゴンのCDをかけながら、本田美奈子さん演じるキムのパートを洗い物をしながらお袋が一緒に歌っていたのが私が初めて彼女の歌を聴いた時だった。お袋からCDを借りてゆっくり聴いた。合唱隊に入って世界を回っていた私は、日本のオペラやミュージカルなんて対したことないだろうと今思うとどんだけ生意気なガキなんだと恥ずかしくなるが馬鹿にしていた部分があった。そんな私にミスサイゴンのCDは日本もやるじゃーんと思わせてくれた初めてのCDで、その後赤川次郎作品のミュージカルCDや劇団四季のCDを聴くようになるキッカケを作ってくれたCDだった。
アメイジング・グレイス。白い巨塔で有名になったが、元は民謡であるこの曲。(黒人霊歌じゃない)どんな気持ちでこの曲を彼女は歌っていたのだろう。
Amazing Grace by John Newton
驚くべき恵みよ!(なんと甘い響き)
神は私のような罪深き者も救われた
私は見失われたが今見いだされたのだ
私は何も見えていなかったが今は見える
私の心に畏れることを教えたのも恵み
そして私の心を畏れから解放したのも恵み
なんと恵みは貴くも現れたのか
私が初めてそれを信じた時に
多くの危険と苦悩と罠を越えて
私はやってきた
その間私が無事だったのも恵みのお陰
そして恵みが私を天国へ導いてくれる
主は私に良きことを約束された
主の言葉は私の望みを保証する
主は私の盾となり私の一部となる
命のながらえる限り
そうこの肉体と心が朽ちて
限りある命が終わるとき
私は帳の中に隠されている
喜びと平和の命を得るだろう
いつかは地球も雪のように消えるだろう
太陽も輝きを失うだろう
しかし私に呼びかけてくれた神は
常に私とともにあるだろう
この曲と歌詞の詳細はこのホームページを参考にしてほしい。→ホームページをみる。
ゆっくり音楽を聴きながら脳に話しかける。そして、明け方思いついたことをパートナーにメッセで送る。果たしてどうなるか。
スダジオを出ると既に朝というより日中に近い時間になっていた。急いで用意をしてミーティングに向かう。あ、もうここから翌日の日記だ。。

Diary | 2005-11-07 | パーマリンク | コメント(0)

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すだっち 現在楽器メーカーに勤めながら、日々ダイエットに勤しんでいる須田英之です。詳しくはプロフィールで!

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