26年間、本当に有難う。

1週間以上振りのエントリーとなる。毎日更新すると約束したBlogだったが、この一週間、ゆっくりパソコンと向かい合う時間は1分も無かった。
3/27に、彼女とAqua Treeのメンバーとメリーの4人と1匹で会ったおばあちゃんが、急逝した。狭心性心不全という医師の診断が書き込まれた書類には、発症から死亡まで短時間と書いてあった。苦しまずに天国にいけたことが、残された私たちの心を少し、ほんの少し柔らかくしてくれた。
この一週間のことを書く事はやめる。思い出すのも正直辛い。それくらいあっという間と感じる事もあれば、1年以上に感じるくらい長い一週間だった。
私を古くから知っている人ならば、私が出演するイベントに殆ど来ていたおばあちゃんを見た事があるだろう。中学、高校とお弁当を毎日作ってくれた、私にそっくりなおばあちゃんだ。
この一週間、葬儀をするに辺り、おばあちゃんを支え、暖かく見守ってくれていた人たちと始めてゆっくりと話した。彼らのまなざしの向こうには、孫として知っているおばあちゃんではない、本当に偉大で人を大事にして、最後まで人の為に生きていたおばあちゃんがいた。
人の好意の裏側をどうしても探ってしまうのが人間だ。好意を素直に受け止められず、なにか腹黒い事を考えているのではないかと思ってしまう。特に、その好意が無償であればあるほど、受け止める事は難しい。おばあちゃんは、そんな無償の好意を最後まで貫き通した人だった。
いつもなら、夕ご飯を届けてと言われても、練習があるからと断っていた。ただ、まだ彼女を会わせてなかった事、Akioの紹介もしたかった事、丁度メリーと戯れていて、それなら散歩をしようかと、本当に偶然の一致でおばあちゃんに夕飯を届けに行った。その5時間後、おばあちゃんは天国へ旅立った。家族で最後に会ったのが孫の私になる。実の息子である親父と、同じくらい愛情を注いで貰った。本当に最高のばあちゃんだった。
虎は死んで皮を残す。人は死んで名を残す。と過去の人は言っていた。おばあちゃんは、沢山の人に、名前とその愛情と、伝染する人に対する優しさを残してくれた。人に優しくする事は、自分の気持ちも優しくしてくれる。勿論、時には厳しさも必要だ。でも、やっぱり根底には愛があるべきなのだ。おばあちゃんを知っている誰しもが、その心の底にあった本当に暖かい愛情を受け取っていた。
26年間本当に有難う。目黒という街で生き、目黒を愛し、目黒の子供達を最後まで暖かく包んでいたおばあちゃん。具体的に何をするかは決まってないけど、おばあちゃんから貰った愛情は、また、私が引き続き注いでいこうと思う。
ペイフォワードという映画があった。誰かにされた好意を、他の誰かに返すというテーマだった。見返りを求めない好意。そんなものないって正直心のどこかで思っていた。でも、それを最後まで貫き通してくれたおばあちゃん、本当に有難う。天国で、おじいちゃんと仲良く過ごしてください。

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Diary | 2005-04-05 | パーマリンク | コメント(0)

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すだっち 現在楽器メーカーに勤めながら、日々ダイエットに勤しんでいる須田英之です。詳しくはプロフィールで!

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