さきっちょと学ぶサービス業の今@casita青山

デザートプレート
メッセンジャーの小窓がウインドウに出てくる。
「13日の夜、お時間ありますか?」先日、AcademediAにてお会いした時の人さきっちょが、連休所用で東京に出てくるらしく、たまたま13日の夜が空いているので食事などどうかと誘ってきてくれた。学生とはいえ、扱い的には芸能人並にスケジュールが埋まっている彼女からの誘いを断る訳にはいかない。是非にと返事をして、食べたいものを聞く。須田的データベースには、一通りの食材に対して対応できるショップリストが入っている。
「じゃあ、野菜が美味しいお店でお願いします。」
Σ( ̄□ ̄ |||)
野菜ですか。普通、肉とか魚とかパスタとか和食とか・・・・そういう切り口なところに、野菜が美味しいところという切り口ですか。正直困った。根本的に肉か炭水化物が好きな私であり、どちらかというと野菜は余り好きではない。つまり、私のデータベースには全く該当する店が無かった。いや、一つだけ有ったのだが、メッセの最中に電話をすると日曜日は休みと容赦なく切り捨てられてしまったのだ。本当に困った。電車男的に言うと「めしどこか たのむ」である。
結局、店はそのメッセ中に決まらず、どうしようかと友人知人に聞きながら日々を過ごしていたのだが、やはり端から聞いた話だけでいきなり友人を連れて行くのは万が一美味しくなかった時の気まずさが怖い。そんな中で、木曜日に行った移転したばかりのcasitaの雰囲気が、相も変わらず心地良かったので、hiroさんに日曜日空けて下さいよ!とお願いをしておいた。
前日の土曜日、Hiroさんから携帯に電話がかかり、席がとれたとの報告を受ける。おお、急なお願い&間違いなく日曜日の予約は満タン&キャンセル待ちも何人かいらしたはずという状況の中、席を取って貰ったのは素直に嬉しい。というわけで、前日にお店が決定する。
さてさて、ここからは長い&Casitaの種明かし部分が書いてしまってあるので今後行く予定の人は見ない方が良いです。とりもあえず是非一度は伺ってみて下さい。
上記を踏まえて追記へ。


まず、土曜日の時点で、さきっちょのフルネームを聞かれる。また、最初のドリンクはどうしますかと聞かれたので、確かAcademediAの打ち上げにて、余りさきっちょのお酒が進んでいなかった記憶が有った為、スパークリングのハーフボトルを頼んでおいた。
当日、渋谷で待ち合わせて渋谷からタクシーに乗る。ちょっと時間が押したので、一応店に電話。すると、店の前に到着するなりスタッフがタクシーのドアの前に立ち「須田様ですか?お待ちしておりました。**様(さきっちょの名字)もようこそいらっしゃいました。」と、おいおいここはまだお店ではなく青山通りの道路の上だぞという状況からcasitaマジックが始まる。
ビルに入り、エレベーターの前まで行くと、別の女性スタッフが案内をしてくれる。勿論、二人の名前は完璧にインプット。どうやら、インカムで全スタッフに一律した情報が流れているらしい。ヤクザみたいな太った人は須田だ的な情報が回っているのだと思われる。入店から帰るまで、スタッフとすれ違う度に、須田様お楽しみいただけておりますか?と話しかけられた。それも、全くうざくなく、心地よくさせてくれるのだ。
テーブルに着くと、メッセージカードと、イニシャルの刺繍が施されているトーションと、名前が書かれているメニューが置かれている。
メッセージカード達
メッセージカードの裏には、ヤマハのロゴが印刷されていた。イニシャル刺繍のトーションはともかく、メッセージカードと名前が印刷されているメニューは、コスト的に人的コストを含んでもそんなにかかるものではない。名前が書いてあればメニューは持って帰る訳で、家に置いておけばそれを家族なり友達が見て、casitaへのアクセス機会を作り上げる。さらには、それを貰うお客様の気分は相当心地が良い。メーカーとしてこういうパーソナライズの努力はとても尊敬する。
シャンパンエチケット
そして、シャンパンはエチケットに名前印刷だ。透明フィルムに名前を印刷しているのだろう。こちらも些細な配慮とはいえ、全く知らないで頼んだワインのエチケットに自分の名前が書いてあったら嬉しくないわけが無い。サーベルオープン→ポラロイド撮影→コルクと写真とエチケットのセットをプレゼントというたたみかけで、一気にcasitaファンを作り上げる。Resort Restaurantを名乗っているのは伊達ではない。
そして、料理の味は申し分が無いのは前から変わらず。焼きおにぎりでも頼んだら持ってきてくれるフレキシブルさも健在。今回も、メニューに無いタルタルステーキを頼んだが、とても美味しいタルタルステーキを食べる事ができた。
食後のデザートも終えた後、スタッフがソファーに移動しませんかと声をかけてくる。コーヒーでも飲むかと移動すると、机の上にはチョコレートでヤマハのロゴに二人の名前が書かれたデザートプレートが有った。
デザートプレート
ここまで来ると、さすがとしかいいようがない。普通にエスプレッソを頼むと、さきっちょには「さきっちょの就職活動日記」と書かれたコーヒーが。
予約の時にHiroさんに伝えたのは、「さきっちょでインターネットで検索したら沢山出てくる子を連れて行きます。」だけである。これだけで、全スタッフに名前は伝達され、数名のスタッフはきちんとネットで彼女を調べており、鼻に海苔をつけて髪の毛が逆三角形になっている人ですよねとまで話しかけられるのである。
さきっちょと私
折角なので、いつもウエブでは変な顔ばかりのさきっちょ嬢のまともな写真を一枚。
前から何度も書いているが、有る程度のお金を払えば、美味しい料理も美味しいお酒も楽しむ事ができる。しかし、美味しい時間を過ごすことが出来るのは、一貫したポリシーを持っているお店と、それを実行する意思が統一されたスタッフがいる店だけだ。インターネット上でお客様に楽しんで貰うサービスを運営している立場として、今日の一連のおもてなしは本当に勉強になった。是非、皆さんも足を運んで欲しい。
casita Resort Restaurant Aoyamaのサイトはこちら
ちなみに、店を出た後、卓球に行ってさきっちょに4敗して、さらには気持ち悪くなって帰った格好悪い私がいるのは内緒である。
卓球。
お笑いコンビのキングコングが同じく卓球をやっていて、しかもすげー上手かったのも内緒である。

Restaurant&BAR | 2005-02-14 | パーマリンク | コメント(0)

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すだっち 現在楽器メーカーに勤めながら、日々ダイエットに勤しんでいる須田英之です。詳しくはプロフィールで!

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